こんにちは、あきとです。
今回の記事は前回の続き。伊香保温泉への一人旅の後半戦を振り返ります。
前半戦の振り返り
伊香保温泉への一人旅。
前回の記事では、出立から昼飯までの行程を時系列でご紹介しました。初の一人旅で不安と興奮で起伏する感情。目の前に聳える365段の石段への畏怖。唐突な空腹で訪問したうどん屋の味への感動。
前半だけでも、ぼくが今まで経験したことがないさまざまな体験や感情に触れることができました。後半戦の記事では主に、旅館での宿泊体験や、旅先からの帰路について、その振り返りをしていきたいと思います。
旅館
部屋
ぼくは普段からウォーキングが趣味。脚と心臓の筋力には自信がありましたが、やはり2~3時間も歩き続けていると、身体が悲鳴をあげてきます。
早速ぼくは旅館へチェックイン。このとき時刻は午後三時。やや早いですが、疲れているぼくの脳には「温泉」の二文字しかありません笑。
宿泊場所は、石段街から15分ほど歩いた場所にある「さくらい旅館」。事前のネット予約が功を奏し、スムーズに部屋に案内してもらえました。
部屋は完全な和風仕様です。
床はフローリングではなく「畳」。
食事台はテーブルではなく「ちゃぶ台」。
座席は椅子やソファーではなく「座椅子」や「座布団」。
都会のビジネスホテルとは一線を画すくつろぎの空間です。その部屋の佇まいにぼくの疲れは吹き飛んでしまいました笑。
夕食
食事は、ぼくが旅館で一番待ち焦がれていた要素です。
ぼくは食事中にカメラをパシャパシャする行為は好きではないので、夕食の画像はありません。
普段は質素で簡素な自炊料理を嗜むぼくからすれば、豪勢なメニューがそろう旅館の料理には舌鼓を打ちまくり。地元名産の肉、味はよく分からないが高級そうなお刺身、名称は不明だが不思議な食感の副菜などなど、人生初の旅館食を存分に堪能することができました。
誰にも邪魔されずに、自分のペースで腹を満たす。これぞ人間の幸福です。
朝食
ぼくが予約したプランは朝食もついていました。
予約した当初は、夕食のみが提供されると思い込んでいたので、割とサプライズな出来事でした笑。旅行慣れしていないからこそ起きる瑕疵ですね。
朝食もしっかりお腹に収めて、残り時間は読み残したミステリー小説を1時間ほどのんびり堪能します。
さて、気づけば時刻は10時過ぎ。チェックアウト時刻を徒過しない様に、20分ほど余裕をもって旅館を後にしました。夢のような非日常的な幸せもここで終了です。
帰路
夢の後は現実です。
伊香保温泉旅行を堪能したぼくは自宅への帰路の旅につきます。その手段は二通り。行きと同じく特急列車を使うか、あえて普通列車に揺られながらのんびりと帰るか。
結局選んだのは後者の普通列車の旅。次の日も会社は休みでしたし、年に一度くらいは、普通列車に揺られる3時間の優雅な旅を経験してみたかったのです。
特に途中下車をしたわけではありません。ただ、車窓が映す街や田畑の風景は平和的で情緒的。帰路がもつ特有の切なさは感じましたが、その三時間は、普段は楽しめない非日常を心行くまで味わい尽くすことができました。
まとめ
今回の記事では、旅館と帰路の様子を振り返りました。ぼくが計画した伊香保温泉旅行についての備忘録は今回の記事をもって完成となります。冗長な文章は嫌いなので、自分の印象に残る体験を少数取り出して、その経緯や感想を書き残すだけに留めておきました。
さて、今回の旅行は一泊二日でしたが、次回は二泊三日にもチャレンジしたいと考えています。あるいは、日帰り旅行を二連続で計画して複数の場所を短期間で楽しむ夏期休暇も魅力的ですね。
お金がかかる旅行は年に一度。だからこそ、行先の吟味や計画作りに精が出る。次の旅行先は未定ですが、来年も同じような旅行記事を備忘録として残せたらなと思います。