こんにちは、あきとです。
ぼくは家族旅行を経験したことがありません。旅館に宿泊したり、旅館の豪勢な食事を食べたりした経験もありません(修学旅行を除く)。
そんなぼくも22歳の社会人。若いうちから色々な経験を積み重ねるのも大切。そこで今回は、人が少ない平日をターゲットに定めて、自由奔放・奇々怪々・驚天動地な一人旅を計画してみました。会社の夏季休暇制度を使った一泊二日の単身旅行です。
訪問先は伊香保温泉街。伊香保は群馬県を代表する温泉街で、ぼくの家からも比較的短時間で行ける場所です。初めての旅行先として不足なし。早速今回の旅行を振り返っていきましょう!
出立(特急草津一号)
伊香保温泉の最寄り駅は群馬県の渋川駅。ぼくは上野駅から出発する特急草津一号という特急列車を利用しました。購入したのは指定席切符。座れない不安と格闘したくないからです。さて、初の長旅でぼくの心はウキウキ状態です。
ただ先述したように、ぼくは今まで旅行を経験したことがありません。ですから、旅行以前の話として、鉄道業界の専門用語である特急切符とか自由席の意味を理解するのに時間がかかりました。
まあ、今はネットがあります。知恵袋や鉄道各社のHPで情報を収集すれば、結局何とかなるものです。
到着(渋川駅~石段街)
渋川駅には約2時間30分後に到着しました。
駅前に広がるロータリーにバス乗り場があるので、3番の乗り場から最終目的地である伊香保温泉の石段街を目指します。バスの乗車時間は約30分です。
無事に石段街に到着したはいいものの、ぼくは自分が何をすればいいのかわかりませんでした。初旅行の興奮が災いしてあまり空腹も覚えていません。
というわけで、とりあえず登りました。階段を懸命に登りました。
石段の数は365。階段の数は悪魔的ですが、その分石段を登る過程で多くのお店を楽しむことができます。実際石段街には、レトロで昭和な雰囲気が残るお店がたくさん軒を連ねていました(射的、お饅頭、うどんなど)。周囲の風景に魅了されながら進む石段の旅は、想像以上に密度が濃いものです。気づかぬうちにぼくは最上段に到達していました。
空腹(昼飯)
365段を見事走破したぼくの身体は完全なガス欠状態。気づけば時刻も14時近く。そろそろ何かエネルギーを注入したいぼくは、石段街の途中に気になるうどん屋があったことを思い出して、そこでお昼休憩に入ることにしました。
ぼくがお世話になるのが、伊香保市内に三店舗のうどん専門店を展開している「大澤屋」といううどん屋さん。注文した料理は水沢うどん。お店の看板メニューです。
そもそも水沢うどんは、原材料を地元の小麦粉と水及び塩のみで作るうどんをいいます。つまりこのうどんは、化学物質等で味に余計なアクセントをつけていない純粋でシンプルなうどんなのです。
それが幸いして、食感は噛み応えを感じられるぼく好みの硬さで、味は小麦粉の純朴な香りが仄かに感じられる素朴で優しい味でした。ぼくが普段食べるうどんは基本的に安い冷凍うどんですから、年に一度くらいは、今回訪問したような専門店で本格的なうどんを堪能したいですね。
まとめ
ぼくが初めて計画した本格的な一人旅行、伊香保温泉への旅。今回はその前半部分の振り返りをしてみました。次回の記事では、ぼくがお世話になった旅館や帰り道の道程について振り返り、一人旅行の紹介記事を締めたいと思います。