AKITOの思考ノート

あきとの備忘録

板チョコレートは一日一枚

【ダンボール戦機】ダンボール戦機の魅力と想い出

こんにちは、あきとです。

ぼくが小学生・中学生のころの世代のアニメといえば、イナズマイレブンダンボール戦機です。毎週水曜夜7時には、親や妹からテレビのチャンネル権を剥奪してテレビ東京に夢中になっていた覚えがあります。

そして、約10年の時を経て、ぼくは再度ダンボール戦機のアニメやゲームの虜になってしまうのでした。

ダンボール戦機

ぼくがダンボール戦機に出会うのは中学一年生の頃です。当時仲良くしていた友達が自他ともに認めるゲームオタクで、その友達からおすすめのアニメ・ゲームとしてダンボール戦機を紹介されたのが、ぼくとダンボール戦機の馴れ初めでした。

オタクの彼はもちろん色々なゲームソフトに親しみがあり、ダンボール戦機もその一つ。ぼくは彼からゲーム機を借りて試しにプレイしてみたのですが、その魅力の虜になるのに時間はかかりませんでした。

ぼくもダンボール戦機を見たい!ぼくもダンボール戦機のゲームで遊びたい!

その時からぼくは、男子さながらのそんな欲望に苛まれるようになりました。

節制と獲得

一方で当時のぼくの家はゲームが禁止されていました。DSもPSPXBOXも家にはありません。

ゲームをするためにはハードウェアとしてのゲーム機が不可欠です。そのためぼくは、PSPが購入できる金額の達成を目指して、自分のお小遣いを貯める節制生活を始めることになりました。。

この苦労が実り、中学一年生の夏ごろには目標を達成。ぼくは貯金を片手に握りしめて秋葉原ヨドバシカメラへ直行。店員さんに「PSPほしいでちゅ!」と申述して、見事念願のゲーム機『PSP』を獲得したのでした。

ゲーム三昧

ゲーム機の獲得がぼくの私生活にもたらす影響は極めて甚大でした。タイムスケジュールが学校中心からダンボール戦機中心へと大転換を遂げたからです。コペルニクス的転回ともいうべき世紀の大転換です。

特にぼくが夢中になったのは、自由自在な機体のカスタマイズ性です。

強い武器やコアアイテム(機体のCPUや動力源等になるアイテム)の組み合わせは無限大。中でも、敵の機体や武器の特性を分析して、最大効率で敵を撃破できるカスタマイズを熟慮するのは最大の醍醐味でした。また、強い武器は当然高難度のステージ(ランキングバトルやクエストBBS)のクリアが獲得の絶対条件ですから、そのためにも、毎日賢明にプレイを重ねて、プレイヤーや機体、武器のレベルに磨きをかけ続けなければなりません。

こういう試行錯誤の連続が、ダンボール戦機の最大の魅力でした。そして、試行錯誤の果てに、自分が納得できる最強の機体が完成した瞬間には、自分が過去に経験したことのない達成感を得られたのを今でも思い出せます。

私事ですが、好きな機体はルシファーやアポロカイザー、プロトゼノンです。特にルシファーのボディーパーツがお気に入りでした。

差押え

しかし、偶然ではなく必然。

生活の軸が中学校からゲームに移り変わると同時に、ぼくの成績は急降下。その原因は専らPSPです。当然ながら、ゲーム機は親の差押えの憂き目にあい、ぼくはしばらくダンボール戦機と距離をおかなければなりませんでした。

ただ、親の親切心で、差押え後も一日30分程度はPSPを触ることができました。

回帰

時は流れ、当時中学生だったぼくも今では22歳の立派(?)な大学生。そんな大学生が、ダンボール戦機のアニメやゲームに再燃しているのがいまのぼくの状況です。

みなさんも、自分が子供の頃に見ていてアニメに懐かしみを覚えて、ふとそれをもう一度見たくなる瞬間はありませんか。アニメに限らず、ゲームでも漫画でも、ドラマでも映画でも構いません。過去に郷愁を感じて、それを追体験したくなる心理現象は、誰にでも起こりうるものだと思います。

ぼくがダンボール戦機に抱いた感情もまさにこれ。突発的にLBXバトルがしたくなり、同時にストーリーを改めて振り返りたくなりました。ちなみに、PSPの本体やゲームソフト(UMD)などは無事に部屋の奥底に安置されていたので、ぼくは追加投資なしで揚々とゲームをプレイすることができています。

余談(迫る卒論)

ぼくはいま22歳であり大学の年次は四年生。大学四年生が直面する生死の分水嶺。それは卒論。

卒論の提出時期が迫る中でぼくはダンボール戦機に再燃してしまいましたが、果たしてぼくの卒論は無事に日の目をみることができるのでしょうか。ダンボール戦機に日々を侵食されないのでしょうか。やや不安であります。

提出時期は12月なので、時間的な猶予もあまりない状況です。加えて、今月末ごろには、卒論提出予定の学部生が、卒論の概要をまとめたレポートを用意して、その内容を教授たちの前で発表しなければならないイベントが待ち構えています。

卒論の成否は卒業の成否です。

就活が無事に終了した今、LBXバトルに時間をとられて、卒論の提出が間に合わなくなるなんて、そんな冗談めいた地獄絵図は決して見たくはありません。ダンボール戦機はほどほどに、卒論と格闘することにいたします。

ちなみに、現時点の文字数は約2万字。さて、卒論の執筆に戻るとします。

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気付けば間もなく3万だった!